筆者:パセリ端之介![]()
こんにちは。パセリです。
今日は、アグーチさんの紹介です。
僕が動物園へ行く目的のひとつが、アグーチさんに会うことです。
この前、アグーチさんは少し大変なことがありましたが、今は無事に動物園へ戻っています。
そのときのことは、ニュースのほうに書いてあります。
せっかくなので、僕が好きなところを少し書いてみようと思います。
アグーチさん

初めて見ると、大きなモルモットみたいに見えるかもしれません。
モルモットは体長20〜25センチほどですが、アグーチさんは種類によって50センチ前後になるものもいます。
丸みのある体に小さな耳と短いしっぽ。
でも、脚は意外と細くて長いです。
アグーチさんの仲間は、中南米に暮らしているげっ歯類です。
アグーチさんにはいくつか種類がいて、僕がいつも会いに行くのはアカアグーチさんです。
食べるものは、主に果物や木の実、種など。

僕が会いに行くと、だいたい何かを食べています。
後ろ足で座り、前足で食べ物を持って食べることもあります。
この姿が、結構かわいいです。
食べ物を隠すアグーチさん

食べきれない木の実や種は、あとで食べるために地面へ埋めておくことがあります。
あとで自分で掘り出して、食べるためです。
でも、その前に別のアグーチさんに見つかることもあります。

見つけたアグーチさんは、そのまま食べることもあれば、別の場所へ運んで埋め直すこともあるそうです。
……自分で隠したごはんが、別の場所に隠されてしまうのです。
実際の研究では、一つの種が何度も掘り返され、36回も埋め直された例が確認されています。
隠した種が森を育てる

ここまでだと、アグーチさんがただの食いしん坊に見えちゃいますね。
でも、これが森のためにもなっています。
埋めた種の中には、そのまま残るものもあります。
その一部は、やがて芽を出します。
アグーチさんが種をいろいろな場所へ運ぶことで、新しい場所から植物が育っていきます。
……本人は、ごはんを隠しているだけなんですけどね。
ちなみに、アカアグーチさんは、とても硬いブラジルナッツの殻を開けることもできます。

原産地では、この殻を開けられることが知られている唯一の哺乳類なんだそうです。
見た目よりずっと身軽

いつも食べているアグーチさんですが、実はかなり身軽な動物です。
驚いたときには、立った状態から約1.8メートルも跳べるそうです。
僕はまだ、そんなに跳んでいるところを見たことがありません。
ただただ、いつも食べています。
また会いに行きます

僕が好きなアグーチさんのことを、少しでも知ってもらえたらうれしいです。
もしよかったら、今度、動物園でそっと覗いてみてください。
(文:そこにゅ編集部 パセリ端之介)
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※この記事に登場する人物・出来事はフィクションです。
動物の生態に関する情報は、実在する動物についての情報をもとにしています。

